葬儀費用は、さまざまな種類の費用が合わさったものですが、大まかに言うと「本体費用」と「寺院費用」、そして「飲食接待費用」の3つに大きく分けることができます。このうち「寺院費用」はお布施で、「飲食接待費用」は通夜で振る舞う食事等の費用になります。
そして最も大きな割合を占めるのが「本体費用」であり、葬儀社の提示するセット料金などがこれに相当します。さらに本体費用には、規模が大きいプランほど高くなり、逆に規模が小さくてシンプルなプランほど安くなるという特徴があります。ただし本体費用(セット料金)の注意点としては、追加費用の有無を事前に確認する必要があるということが挙げられます。
また、葬儀費用を考える上では香典による収入も重要であり、支出と収入の差し引きで考えるのが基本になります。そのため、規模が大きい場合であっても、香典収入が多ければその分費用が軽減することが可能です。